日々の生活の中で、「なんだかもやもやする…」「頭の中がごちゃごちゃで整理できない」と感じることはありませんか?そんな時におすすめしたいのが、ジャーナリングです。
私自身もジャーナリングを始めてから、心が穏やかになり、小さな幸せにも気づけるようになりました。そして、ジャーナリングの時間をより充実させてくれるのが、「書く道具」であるペンです。
どんなペンを選ぶかによって、書き心地はもちろん、気分まで大きく変わるもの。
今回は、私が実際に使ってみて「これはジャーナリングにぴったり!」と感じた、とっておきのペンを3つご紹介します。
それぞれのペンの魅力や、どんなジャーナリングシーンにおすすめかも詳しく解説しますので、ぜひあなたにぴったりの一本を見つける参考にしてくださいね。
思考を止めない究極のなめらかさ:パイロット「ジュースアップ」シリーズ
ジャーナリングにおいて最も大切なのは、頭に浮かんだ言葉やイメージを途切れることなく書き出せることだと私は考えています。思考のスピードに手が追いつかず、途中でペンが止まってしまうと、せっかくのインスピレーションが台無しになることもありますよね。
そんな悩みを解消してくれるのが、パイロットの「JUICE UP」シリーズです。
滑らかな書き心地
このペンの最大の特徴は、圧倒的ななめらかさ。ペン先と紙との摩擦が極限まで少なくなるように設計されており、まるで氷の上を滑るようにスラスラと文字が書けます。
初めてJUICE UPを使った時、私は感動しました。インクが紙に吸い込まれていくような感覚で、まるで「ペンが勝手に文字を書いてくれる」ような錯覚に陥るほど。
思考を巡らせながらアイデアを羅列したい時や、心の奥底に眠る感情を吐き出すように書き連ねたい時など、思考の勢いをそのまま文字に変換したいジャーナリングに最適です。長時間のジャーナリングでも手が疲れにくいので、ついつい夢中になって書き続けてしまいます。
発色の良さ
JUICE UPはインクの発色の良さも特筆すべき点です。どの色を選んでも非常に鮮やかで、紙の上でくっきりと映えます。後からノートを見返した時に内容が頭に入りやすいのも嬉しいポイントです。
私は特に、「モーニングジャーナル」の際にこのペンを使うことが多いです。思いついたことを次々に書き出していく作業は、このペンがあれば本当にスムーズ。
カラフルなインクも豊富に揃っているので、気分に合わせて色を使い分けたり、重要な部分に色をつけてハイライトしたりするのもおすすめです。書く楽しさを最大限に引き出してくれる一本!
思考と向き合う落ち着いた書き心地:三菱鉛筆「ユニボールワン」シリーズ
次に紹介するのは、三菱鉛筆の「uni-ball one」シリーズです。このペンは、JUICE UPはまた違った魅力を持っています。
しっかりとした書き心地
uni-ball oneの書き心地は、一言で表すなら「適度な重みがあり、しっかりと書ける感覚」です。紙の上を滑るようななめらかさというよりは、ペン先が紙に吸い付くように、一文字一文字を丁寧に書き進められるような安定感があります。
この「書いている」という感覚が、思考をじっくりと深めたいジャーナリングにぴったりなんです。
例えば、今日の出来事を振り返りながら、なぜそう感じたのか、自分はどう行動すべきだったのか、といった深い内省を行いたい時。あるいは、将来の目標を具体的にイメージしながら、そのために必要なステップを書き出したい時など、落ち着いて自分と向き合いたい場面で、uni-ball oneの書き心地は真価を発揮します。慌ただしく書きなぐるのではなく、思考のペースに合わせてゆっくりと文字を紡ぎたい方に、ぜひ試していただきたい一本です。
豊富なニュアンスブラック
そして、私がuni-ball oneの中でも特に気に入っているのが「ニュアンスブラック」シリーズです。
通常の真っ黒なインクとは異なり、「黒とグリーン」「黒とネイビー」「黒とブラウン」など、ほんのりとしたニュアンスカラーが混ざったインクなんです。
パッと見は黒に見えるのですが、光の加減や角度によってさりげなく色が感じられるのが、本当におしゃれ。
ビジネスシーンでも浮くことなく使える上品さがありながら、自分だけのささやかな個性を楽しめるのが魅力です。普段使いのボールペンとしても優秀ですが、ジャーナリングで使うと、どこか洗練された印象のノートに仕上がります。
研修の時に使用するとモチベーションが上がる気がします。
ちょっと気分を変えたい時や、いつもより丁寧な気持ちでジャーナリングに取り組みたい時に、このニュアンスブラックのuni-ball oneを手に取ってみてください。きっと、書く時間そのものが特別なものに感じられるはずです。
ストレスフリーな書き味で集中力アップ:ゼブラ「bLen」シリーズ
最後にご紹介するのは、ゼブラの「bLen」シリーズです。こちらは「サラサラ書ける」ボールペンとして、既に多くの方がご存知かもしれませんね。
ストレスフリーな書き心地
bLenの最大の特徴は、インクの粘度を最適化し、ペン先の振動を抑えることで実現した「筆記振動を制御したブレない書き心地」です。これにより、まるでペンが紙の上を滑るように、驚くほどストレスなく文字が書けます。一般的なボールペンで感じがちなペン先のガタつきや、紙との摩擦による引っかかりがほとんどなく、まさに「究極のストレスフリーな書き味」と言えるでしょう。
ジャーナリングでは、書くことに集中したいですよね。ペンがスムーズに動いてくれないと、それだけで集中力が途切れてしまったり、書くこと自体が億劫になってしまったりすることもあります。
bLenは、そんな「書くことの邪魔になる要素」を徹底的に排除してくれるので、思考と文字書きに集中したい時に最高のパフォーマンスを発揮します。
書き心地の良さによって、ジャーナリングが習慣化しやすくなるというメリットも期待できます。
ボディカラーの豊富さ
色味の種類は、他のジェルボールペンに比べるとスタンダードなものが中心ですが、普段使いで最も出番の多い黒、赤、青といった基本色が揃っています。
発色もクリアで、文字が読みやすいのは当たり前。
そして、bLenは豊富なボディカラーも魅力の一つです。シンプルなモノトーンから、パステルカラー、鮮やかなビビッドカラーまで、実に様々な色のボディが展開されています。自分のお気に入りの色や、その時の気分に合った色のボディを選ぶことで、ペンを手にするたびに心がワクワクしますよね。
まるでアクセサリーを選ぶような感覚で、自分好みのBlenを見つけるのも楽しい時間です。お気に入りのボディカラーのbLenでジャーナリングをすれば、書く行為そのものがもっと楽しく、ポジティブな体験になること間違いなしです。
何を選べばわからない方は、まずはこのペンを使って書いてみるのをおすすめします。
まとめ
今回ご紹介した3つのペンは、それぞれ異なる魅力を持っています。
- パイロット「ジュースアップ」シリーズ:思考のスピードを止めずに書きたい、なめらかな書き心地と鮮やかな発色を求める方に。
- 三菱鉛筆「ユニボールワン」シリーズ:落ち着いて思考と向き合いたい、しっかりとした書き心地とさりげないおしゃれさを求める方に。
- ゼブラ「ブレン」シリーズ:ストレスなく集中して書きたい、ブレない書き味と豊富なボディカラーを楽しみたい方に。
ペンは、ただ文字を書く道具ではありません。それは、あなたの思考や感情と向き合う大切な時間を共に過ごす、パートナーのような存在です。
ぜひ、実際に文房具店などで手に取って、それぞれの書き心地やデザインを試してみてください。あなたの手にしっくりと馴染み、書くたびに心が満たされるような、とっておきの一本がきっと見つかるはずです。
最高のペンと共に、あなただけのジャーナリングの時間を始めてみませんか? きっと、新しい自分との出会いが待っていますよ。
コメント