ジャーナリングが続かない、あなたへ
「ジャーナリングを始めてみたものの、なかなか続かない…」と感じていませんか?
まっさらなノートを前にすると、何を書けばいいのかわからなくなったり、「ちゃんと書かなきゃ」というプレッシャーを感じたり。
最初はやる気に満ち溢れていたのに、いつの間にか書くことから遠ざかってしまう。
実は、これらはジャーナリングを始めた多くの人が経験することなんです。
でも、安心してください。
ジャーナリングは、日記のように「毎日完璧に書くこと」が目的ではありません。
あなたの心の声に耳を傾け、ありのままの気持ちを書き出すことが大切です。
この記事では、そんなジャーナリングを無理なく続けるための、誰でもできる簡単な3つのコツをご紹介します。
これを読めば、きっとジャーナリングがあなたにとって心地よい習慣になるはずです。
どうすれば書くハードルを下げられる?
ノートをいつでも手に取れる場所に置く
書けない理由の一つに、「ノートを出すのが面倒くさい」ということがあります。クローゼットの奥や、引き出しの隅にしまってあると、いざ書こうと思っても、そのひと手間が大きな壁になってしまうのです。
この問題を解決するには、ノートを「見える場所」に置いておくのが効果的です。たとえば、リビングのテーブルやベッドサイドなど、普段あなたがリラックスして過ごす場所に置いてみましょう。すると、ノートが視界に入るたびに、「そういえば、ジャーナリングしようかな」と思い出すきっかけになります。
また、お気に入りのペンも一緒に置いておくと、さらにモチベーションが上がります。大切なのは、いつでもすぐに書ける状態にしておくこと。この小さな工夫が、書くことへのハードルをグッと下げてくれるでしょう。まるで、いつでも話を聞いてくれる親友が、いつもそばにいてくれるような感覚です。
完璧に書くことに疲れていませんか?
「完了主義」の思考にシフトする
「きちんとした文章で書かなければ」「毎日同じ量を書かなければ」と考えていませんか?このような完璧主義な考え方は、ジャーナリングを続ける上で最大の敵になります。完璧を求めると、少しでも理想と違うと挫折しやすくなってしまうからです。
そこで、**「完璧主義」ではなく「完了主義」**の考え方を取り入れてみましょう。完了主義とは、質よりも「まずはやり遂げること」を優先する考え方です。たとえ一言でも、箇条書きでも、今日あったことや感じたことを、とにかくノートに書き出してみる。「今日は疲れた」と一言書くだけでも、立派なジャーナリングです。
大切なのは、「書く」という行為を完了させること。そうすることで、小さな達成感が自信につながり、「今日も書けた!」という喜びを感じられるようになります。完璧な文章を目指すのではなく、その瞬間の心の動きをありのままに書き出すこと。それが、ジャーナリング本来の目的です。あなたの気持ちに正解も不正解もありません。
いつ書けばいいのかわからない?
書く時間やタイミングを決めておく
「書こうとは思っているけど、いつ書けばいいかわからない」という悩みもよく聞きます。決まった時間がないと、つい後回しにしてしまい、結局書かずに一日が終わってしまうなんてことも。
この悩みを解決するためには、書く時間やタイミングをあらかじめ決めておくのがおすすめです。たとえば、「朝起きてすぐ」や「寝る前の5分間」など、生活の中で必ずやる行動に紐づけてみましょう。
朝のジャーナリングでは、その日の目標や気分を書き出して、気持ちを整えることができます。夜のジャーナリングでは、一日を振り返り、感謝したことや反省点を書き出すことで、心を落ち着かせることができます。また、休憩時間や移動中のスキマ時間を活用するのも良いでしょう。ランチの後の休憩時間や、電車での移動中など、わずかな時間でも大丈夫です。
自分にとって最も続けやすいタイミングを見つけることが、習慣化への第一歩です。無理に時間を確保する必要はありません。今の生活リズムの中で、自然と組み込める時間を見つけてみましょう。
無理なく楽しく続けることが成功の鍵
ここまで、ジャーナリングを続けるための3つのコツをご紹介しました。
- ノートを見える場所に置く
- 完璧主義をやめて完了主義で考える
- 書く時間やタイミングを決める
ジャーナリングは、自分の心の声を聞き、自分と向き合うための大切な時間です。毎日書くことがゴールではありません。書けない日があっても、焦る必要は全くありません。大切なのは、「また書きたいな」と思えた時に、いつでも始められる状態にしておくことです。
ぜひ、今回ご紹介したコツを参考に、あなたらしいペースでジャーナリングを楽しんでみてください。きっと、あなたの毎日がより豊かで、穏やかなものになるはずです。そして、書き続けることで、今まで気づかなかった新しい自分に出会えるかもしれません。さあ、あなたも今日からジャーナリングを始めてみませんか?
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